共創的実践で社会を変革する博士人材育成プログラム ー大学院リーグのプロトタイプと実装- @金沢ミーテイングを開催します。(2024年11月14日)

,

開催日程

開催日:2024年11月14日(木)
開催時間:<午前の部> 9:30~12:00
     <午後の部> 13:30~17:00
開催形式:ハイブリッド
    <リンク先>
     https://jaist.webex.com/jaist-jp/j.php?MTID=mf8eb3d2bcd6b70172aeb30106f7f24a6

対面会場:北陸先端科学技術大学院大学 金沢駅前オフィス
     (石川県金沢市本町2-15-1 ポルテ金沢 オフィスエリア9階)
アクセス情報:https://www.jaist.ac.jp/top/kanazawaoffice/

リーフレット(pdfファイル)

三重大学発表資料(pdfファイル)

開催概要

開催趣旨 「大学院リーグ」の研究開発推進に向けて

 少子高齢化、人口の過密・過疎、働き手不足、ICT の普及、DX による産業形態の変化、シンギュラリティの到来等、様々な要因によって社会は変革期に突入している。現在の社会構造は、戦後の人口増加による推進力を前提に創り上げられてきた経済成長型社会であり、人口減少というこれからの時代に向けた新しいしくみによる社会づくりが求められる。
 内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第 3 期の課題「ポストコロナ時代の学び方・働き方を実現するプラットフォームの構築」では、学び方・働き方の改革を通して新しいしくみによる社会を創発し、一人一人の多様な幸せ(well-being)を実現していくことを目指している。本開発研究班が担当しているのは博士人材育成プログラムであり、それを大学間で有機的に連携させた「大学院リーグ」の実装とその検証である。ここで目指される博士人材像は、地域社会や国際社会の課題に対し博士課程で得たスキルやノウハウを活用してイノベーティブに解決する能力を備えた人材であり、実社会で活躍するために必要な汎用的能力(トランスファラブルスキル)を備えた人材のことである。この博士人材像を念頭に、本開発研究班は「大学院リーグ」による「博士人材育成」の方法論の検証、社会における「博士人材の活用・キャリアパス」の明確化、地域や社会課題の解決や共創的実践の成果(社会インパクト)の実証を行う。
 SIP 第3期は今年 2 年目に入り、新たに香川大学・三重大学が「大学院リーグ」へ加わった。そこで本ミーティングでは「大学院リーグ」への共通理解を深めるとともに「大学院リーグ」におけるミッションの明確化・共有化をはかり、これからの取り組みや研究開発の推進に向けての意見交換を行う。

【午前の部】では各大学より今年度の活動報告を行ってもらう。報告は「大学院リーグ」に関わる内容と、①大学は博士学生のために、どのような理念で、どのようなプログラムを準備されているのか、②そのプログラムが博士の能力のどういった側面を伸ばしているのか、について紹介していただく。
【午後の部】では社会における「博士人材の活用・キャリアパス」の明確化を念頭に、現在社会で活躍している博士号取得者・博士課程在籍者と産業界の方にご登壇いただく。博士号取得者/在籍者からは①-1 博士課程で身につけた/身につけているスキルやノウハウが、実践や社会でどう活かされているか、①-2 理論と実践をコネクトする強み、について話を伺う。産業界の方からは②-1 産業界が直面している課題、②-2 博士人材の採用に対する意識、②-3 新たな博士人材の育成に期待するもの、について話していただく。


プログラム概要
【午前の部】9:30-12:00
1. 挨拶
2. 新規参加大学・機関紹介
3. 活動報告① 北陸先端科学技術大学院大学 特任准教授 元山琴菜
活動報告② 宇都宮大学 准教授 土屋 翔
活動報告③ 高知大学 特任教授 宮田 剛
活動報告④ 香川大学 教授 末永慶寛
活動報告⑤ 三重大学 准教授 八神寿徳
4. 質疑応答
5. 意見交換-大学院リーグについて

【午後の部】13:30-17:00
1. 社会で活躍する博士号取得者・博士後期課程在籍者
登壇者:高知大学医学部附属病院医療技術部放射線部門 診療放射線技師 武内佑磨 様
有限会社リストリクト(ARKnets)代表取締役 伊勢 博 様
2. 質疑応答
3. 産業界と博士人材
登壇者:(株) 白山 経営管理本部付顧問ビジネスマッチングアドバイザー
(独) 中小企業基盤整備機構 北陸本部アドバイザー
今井朋人 様
4. 意見交換-これからの取り組み


PAGE TOP